1. 研究目的与意义（文献综述包含参考文献）

1.藤原道綱母、角川書店(２００２) 『蜻蛉日記』 角川書店 蜻蛉日記は、日本女流日記文学の草分けとなる作品であり、文学史的に高く評価されている。

作者は右大将藤原道綱の母親ので、藤原道綱母と呼ばれる。

上中下の3巻からなり、摂関家の御曹司である藤原兼家との二十一年間の結婚生活を描いたものである。

2. 研究的基本内容、问题解决措施及方案

本稿の目的 平安時代は、奈良時代以来濃厚にその影響を受けていた唐風文化から、日本の文化が徐々に離脱し、独自の国風文化が創出される時代であった。

この時代に、世界においても類例を見ない女流文学が隆盛したことはまさに文化の奇跡と言える。

その中に仮名による日記という新しい文学形式が『土佐日記』によって創出されてから、主に女性の手で、藤原道綱母の『蜻蛉日記』によって平安女流の仮名日記文学が盛んになり、『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』などが相次いだ。